ホームページは「名刺」じゃない。AI×WordPress×ACFで“営業装置”にする完全実践
AIで下書きを高速化し、WordPress+ACFで誰でも更新。公開した記事をSNSへ再利用し、検索流入と商談率をじわりと伸ばす——中小企業・個人事業主のための運用レシピです。
1. 名刺から“営業装置”へ──なぜ今、運用が勝敗を分けるのか
更新の止まったサイトは、検索でもSNSでも「存在しない」のと同じです。情報鮮度が落ちるほど、クリック率が下がり、さらに順位が下がる負のループへ。逆に、月2本のブログ+実績1件の追加だけでも、1年で36本の“検索資産”が蓄積され、見込み顧客の不安を解き、商談の前提知識を共有し、受注までの距離を縮めます。
- サイトの役割:集客×信頼×採用を同時に担う
- 更新のボトルネック:外注前提・担当者依存・レイアウト崩れの恐怖
- 解決の鍵:AIで下書き+ACFで誰でも更新+SNS再利用
2. よくある落とし穴(回避策つき)
- 更新停止=検索で埋もれる → 毎月の目標を「記事2本+実績1件」に固定。量より継続。
- SNSだけ更新 → SNS投稿は必ず自社サイトの記事へリンク。“家(自社サイト)に帰す”動線を徹底。
- AI文章の丸投げ → 公開前に「事実確認/自社事例/内部リンク」を必ず追加。
- レイアウト崩壊が怖い → ACFで入力欄を定義し、差し替えだけで完結する設計に。
3. ChatGPT無料版=“下書き製造機”の使い方
無料版でも一次稿づくりは十分戦力。ゼロから悩む時間を削り、編集に時間を回せます。
サンプルプロンプト
松本市の美容室向けに、春キャンペーン記事を1500字。 見出し3つ、冒頭に読者課題、本文は「提案→理由→手順」。 最後にお問い合わせCTAとQ&Aを各1つ。語り口は丁寧すぎないビジネス調。
公開前チェック(最低限)
- 固有名詞・価格・営業時間などの事実確認
- 自社の実例・写真・引用の独自性付与
- 関連ページ・実績・問い合わせへの内部リンク
4. WordPress+ACFで「誰でも更新」設計
ACF(Advanced Custom Fields)で「入力欄=更新単位」を作ると、担当者はレイアウトを崩さず安全に差し替えできます。
最小フィールド設計(例)
hero_title
(テキスト) /hero_sub
(テキスト)key_points
(リピータ:小見出し+本文)case_title
(テキスト) /case_result
(テキスト)faq
(リピータ:質問+回答)og_image
(画像) /planned_publish_date
(日時)cta_text
(テキスト) /cta_button_label
(テキスト) /cta_link
(URL)
権限・運用ルール
- 編集者は「投稿・固定ページの編集+ACF入力」に限定(テーマ編集は不可)。
- 公開前チェックリストをGutenbergテンプレ化。担当(作成)→上長(確認)→公開の二重承認。
5. 最短ワークフローと運用カレンダー
- 下書き生成:ChatGPTで一次稿(10〜20分)
- 編集:事実・写真・事例を追加(30〜60分)
- WP公開:ACF差し替え/内部リンク/OG画像設定(20分)
- SNS再利用:X/IGへ要約&画像で投稿(10分)
- 計測:Search Console/GAでクリック・滞在・CVを確認
4週間スプリント例
- 週1:記事A作成→公開/X・IG投稿
- 週2:実績1件追加(写真3枚+成果1行)
- 週3:記事B作成→公開/既存記事の見出しAB
- 週4:FAQ3件追加→カテゴリ横断の内部リンク更新
6. 内部リンク/SEO・AI検索で効く最小ルール
- 各記事に1つだけのCTA(資料DL/無料診断/問い合わせ)。
- 見出しは「課題→解決→事例→次アクション」の順に配置。
- 3クリック以内で実績・料金・問い合わせに到達できる導線。
- 公開7日後にタイトル・OG画像・冒頭100文字を見直し(クリック率改善)。
メタ説明(ディスクリプション)テンプレ:
「【結論一言】。本記事では〈対象〉の〈課題〉を〈方法〉で解決。〈ベネフィット〉につながる実践手順と事例を紹介。」
7. 記事→SNS再利用の型(X/Instagram)
X(拡散型・140〜200字)
ホームページは「名刺」じゃない|営業装置にしよう🚀
AIで下書き→WP+ACFで“誰でも更新”→SNS再利用で回遊UP。
月2本+実績1件=1年で36資産。今月から始めよう。
#AI活用 #WordPress #ACF #SEO #松本市 #長野県
Instagram(カルーセル要約)
- 1枚目:タイトル「AI×WPで“止まらない更新”」
- 2枚目:落とし穴(更新停止/SNSだけ更新)
- 3枚目:解決(下書き→ACF差し替え→SNS)
- 4枚目:チェックリスト(事実/自社事例/内部リンク)
- 5枚目:CTA(無料診断へ)
8. 効果測定KPIと改善の回し方
- 検索:Search Consoleの表示回数・CTR・掲載順位(主要10KW)
- 行動:LP到達率/記事→実績→問い合わせの遷移率
- CV:お問い合わせ数/資料DL数(週次)
- 修正:クリック低下の見出しをAB、滞在が短い段落は画像・箇条書き追加
9. ミニ事例イメージ
松本市の小規模サロン:月2本の記事+Instagram転用を3か月継続。主要KWが平均順位+2、問い合わせ1.5倍。AIは“バズの魔法”ではなく、継続を支える燃料であることを確認しました。
10. FAQ
- Q1. 無料版のChatGPTでも十分ですか?
- 一次稿の作成には十分です。公開前に事実確認と自社の実例追加、内部リンク付与を行えば実戦投入できます。
- Q2. ACF導入のメリットは?
- 更新単位で入力欄を分けられるため、担当者だけで差し替え可能。レイアウト崩れが起きにくく、更新頻度が上がります。
- Q3. まず何から始めれば?
- (1) 月の更新目標を決める (2) ACFの最小セットを作る (3) 記事2本を1週間で公開→SNS展開まで回してみる、の順がおすすめです。
11. 無料診断のご案内
「更新が止まりがち…」を今月で終わりにしませんか? 現状チェック→最小ACF設計→初月の更新計画までを簡潔にご提案します。